自分の感覚で生きるということ

私たちは日々、たくさんの価値判断の中で生きています。

良いか、悪いか。
正しいか、間違っているか。
上手いか、下手か。
できるか、できないか。

そうした基準は、社会の中で生きていくために必要なものです。

けれど、それらを優先し続けるうちに、
自分がいま何を感じているのか。
本当はどうしたいのか。
自分にとって何が大切なのか。
その声が、聞こえにくくなることがあります。

あおぞらベースは、自然体験や冒険、体験学習を通して、人が本来もっている感覚に立ち返る場をつくっています。

自然の中では、
「正解」を誰かが教えてくれるとは限りません。

自分の身体を感じ、
自分の心の動きに気づき、
目の前の自然を感じ、
ともにいる人を感じる。

そして、自分で選び、やってみる。

私たちは、自分の感覚で生きることは、自分だけを大切にすることではないと考えています。


ブッシュクラフト × 体験学習

あおぞらベースの活動は、ブッシュクラフトを基盤に、冒険教育や体験学習の考え方を取り入れてつくられています。

火を熾す。
森で過ごす。
自分の足で進む。
仲間と力を合わせる。
思い通りにならないことに出会う。

私たちが大切にしているのは、知識や技術を身につけることだけではありません。

自分で感じ、考え、選び、やってみること。

うまくいくこともあれば、失敗することもあります。
怖くて一歩を踏み出せないことも、誰かの力を借りることもあります。

その一つひとつが、学びの入り口です。

そして体験したあとに、
「何を感じたのか」
「自分はどうしてそうしたのか」
「仲間との間に何が起きていたのか」
を振り返り、言葉にしていく。

体験する。感じる。振り返る。そして、またやってみる。

その繰り返しの中で、自分自身への理解や他者との関わり方が少しずつ深まり、自然の中で得た気づきが、それぞれの日常へとつながっていきます。


私たちが目指していること

私たちが育みたいのは、
何かができる人になることだけではありません。

自分がいま、何を感じているのかに気づくこと。

やってみたいという気持ちを大切にして、
自分で一歩を選ぶこと。

うまくいかないときには立ち止まり、
安心して誰かに助けを求めること。

違いをもつ人と出会い、
ときにはぶつかりながらも、
互いを感じ、力を合わせていくこと。

そして、
どんな自分も受けとめながら、自分の可能性を信じて生きていくこと。

自然の中で、
自分の限界だと思っていたところから、もう一歩進めたこと。

火がつかなかったこと。
仲間に助けてもらったこと。
誰かのために力を使えたこと。
みんなで笑ったこと。

そんな一つひとつの体験が、
いつかその人を支える記憶になっていく。

困ったとき、迷ったときに、
「あのときの自分」を思い出せる。

そして、また自分の感覚に立ち返り、
自分の一歩を選ぶことができる。

私たちは、
自然の中での体験と、人とのつながりを通して、

その人が、その人として生きていくための土台を育む場

でありたいと考えています。